先週から夏競馬第2章がスタートしましたが、7月24日のブログでも公開した今年も九州産馬限定の新馬戦には九州産馬限定戦の「小倉⇔東京間10往復しても勝てる」と予告前発表しました通りコウエイユキチャンが今年も九州産馬限定戦の競馬には絶対が有る!を立証してくれました。
ご存知の通り、サラブレットの生産は北海道が殆どで九州産馬・青森産馬・千葉産馬は全体の10%に過ぎず、市場も分かれます。
九州産馬に個人的に注目したのは中村畜産の創業者・中村和夫氏に出会い「俺は日高の異端児で北海道の乳牛を列車に積み込んで九州まで売りに行き、日高から雪印を撤退に追い込んだものだ」の話を聞かされ、その列車に九州の現地で頼まれた馬の輸送も請け負ったのが馬の販売に興味を持った切っ掛けだと言う。
「馬喰を殺すにゃアイヌと同じで刃物は要らぬ、雨の3日も降れば済む。で売るものが無ければお飯を食べて行けないからなぁ・・・余所者にしては善哉くんは上手い事言いやがる」
この言葉の原点を知るには1年も掛からなかった。
今のKIファームもロードホース倶楽部の立ち上げ時から私は親子同然のお付き合いをさせて頂いたが「藤田さんに面白くて良い奴を紹介する」と大井競馬場の厩舎に連れて行ってくれた。
私が「師匠」と読んでいる故・福永二三雄を紹介してくれたのも中村和夫である。
人間の出会いは人生を大きく左右するが、中村和夫を私に紹介してくれたのは当時の当社の会員だった波田氏である。
これはミルジョージが大好きだった私に「是非お会いして頂きたい人が居るんですが・・・」と当社に尋ねて来た。
「誰ですかお会いして頂きたい人とは・・・」
「中村和夫ってご存知ですか?」
どこかで聞いた名前だなぁ・・・と思って暫く考えていると
「ハギノカムイオーの・・・」と波田さんの声に直ぐ思い出し、
「折角ですが私のお会いできる人ではありません」と即座にお断りした。
それは「ハギノカムイオー事件」を個人的に外野から聞いており、良い印象を持っていなかった。
「藤田さん・・・ミルジョージのオーナーですよ、是非会ってください」の言葉に初めて中村畜産=中村和夫を知った経緯である。
この出逢いが私の人生で大きな財産を与える切っ掛けと成った訳だが、ほんの少しの歯車がガチッと噛み合った事を今でも思い出す。
「競馬には絶対が有る・東京⇔大阪間10往復しても頭鉄板・軸不動100%勝てる!!」の台詞のヒントも中村和夫から頂いたものである。
さて今週から九州産馬限定未出走・未勝利戦のオンパレードと成るが、正に残されたカゲロウと同じく短い命を確り見守り、1年後2年後も九州産馬(実質70頭前後)は身内の家族同然のエリアにある事を立証し続けたいと思います。
ご声援ありがとう御座います。
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