今年の2歳馬JR馬のデビュー戦・デビュー勝ちは記録的なものだが、その陰で早くも抹消馬が出て来ている。
この事は予告としてこのコラムで何度か解説はして来たが「やっぱりなぁぁぁ」の感があり、個人的にはビックリもシャックリもしないが、サラブレットだけに避けては通れない現実の道でもある。
正に「道」と「未知」の様なモノで発音は同じだが、到達点・過程は全く違うもので、勝負の世界には「見切り千両」と言う言葉がある様に、見切りの時期を間違えると一生取り返しの出来ない事と成るし、その道のりには壮大な違いが出て来ると言えるだろう。
さて先週もJR馬が1・2・3着を独占したレースが続出し、大反響を頂きましたが、本日も三場開催ではありますが、函館競馬場では新馬戦は無く、福島及び中京競馬馬で共に2鞍づつ組まれておりますが共にJR馬のワンポイントアドバイスを公開して参ります。
福島第5R芝1800m牝馬限定新馬戦
人気の面では発想の違いから大きく差が出るのが当然の新馬戦な訳で、当社のシュミレーションソフトは「1800mを制すは日本を制す」と言う格言を持って生まれたもので、先週も立証しての通り、1800mの新馬戦は共に1・2・3着をJR馬が独占しており、この傾向は「伝説の新馬戦」が組まれている秋口の京都開催まで続く筈だ。
このレースのJR馬は2番ダノンポピー(父ダイワメジャ)・6番エイワファースト(父ディプブリランテ)・14番モルフェオルフェ(父オルフェーヴル)の3頭がランクインしたが、距離1800mを考えれば必然的に◎は決まると思うのだが・・・。
福島第6R芝1200m新馬戦
このレースは16頭立てと成ったが、そのうちの半分の8頭が馬券対象外に成っており、実質8頭立てと考えて良いだろう。
しかもこの日に新馬戦が2鞍組まれて居る事は当初から解りきっていた事だし、福島芝1200m戦を狙ってのデビューを考えていた馬は限られており、自ずと頭から狙える馬と成ると限られて来る。
新馬戦はどうしてもクラブ馬に人気が集まるが、今年のセレクトセールでも解る通り、DMMが1頭1000口法人クラブを作った以上、馬券の売り上げは大きく変わるし、人気も極端な売れ方をするだろう。
益々1年後の新馬戦が「馬券の宝庫」に成る事は当然だし、楽しみな訳だが、このレースに措いてもクラブ馬に人気が集まるのは当然で、馬券的には面白い結果に成りそうだ。
人気と勝つ馬とははっきり見分けて勝負したいレースでもある。
このレースのJR馬は2番テーラドマクマ(父ルーラーシップ)・4番フローラルシトラス(父キンシャサノキセキ)・16番ショウナンダズル(父シャンハイポピー)の3頭と成ったが、出来のよさを取るか、血統面を取るかで到着点が見えて来る。
中京第5R芝1600m新馬戦
2年前の競馬コーヒータイムで「種牡馬として父を越え、ディープインパクトに迫り、そして追い抜くだろう」と断言したロードカナロアだが早くもその片鱗を見せ、今年のセレクトセールに措いても大評判と成った。
今年の二歳馬でのロードカナロア産駒の三本の指に入るのが14番トゥザフロンテアは池江陣営縁の母系で全ての面で知り尽くしていると言える。
しかも予定通り・想定通りJR馬としてランクインしてのデビュー戦でこの中京の新馬戦でも粒揃いのメンバーには成ったが、ここは中京⇔東京間10往復しても負けないだろう!!
中京第6R芝1400m牝馬限定戦
「帯びに短し、襷に長し」のメンバー構成で本日の新馬戦の中で最も難解なレースと成ったが、それでもオッズの面では差が出るから競馬は面白い。
新馬戦は先々を読みきる楽しみもあるが馬券を張る上に置いては現時点での完成度を重視しなければ成らない。
JR馬3頭に順番を付けるなら3番アーデルワイゼ(父エイシンフラッシュ)・8番サンドクイーン(父ゴールドアリュール)・14番プリュスの順と見た。
尚、このブログの内容は(株)ルート66のホームページにあるブログ競馬コーヒータイム発行人の許可を得、ここに記載する運びとなりました。従って競馬コーヒータイムの内容と酷似している事をご理解下さいますよう宜しくお願い致します。
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