九州産馬限定新馬戦は一世代にたった1鞍しかなく、後は今週から行われる未出走・未勝利戦のみで短い一生を閉じなければ成らない。
勿論、必ず廃馬にしなければ成らない訳ではないが、1ヶ月の預託料は一般馬も九州産馬も同じ65万円前後でペットじゃあるまいし、月々の経費は黙っていても掛かる訳で、今後一般馬に混じって着拾いもおぼつかない状況下で馬を喜んで預かるお人良しの厩舎などありゃしない。
各厩舎は与えられた馬房数×預託料で運営していく訳で、馬房の回転を上手くしなければ飼葉代も厩務員をはじめ、経費を捻出するのは難しく、昔は庭先取引きで馬代に餡子を詰めて馬主に上乗せして請求し、「二毛作」で切り盛りした調教師も多かったが、近年は庭先での取引きは殆ど無くなり、市場での取引が主流となった。
いよいよ明日から過去に類を見ない方法でスタートするクラブ馬主法人の1次会員募集開始と成りますが、当社会員の皆様から募集馬の解説の以来が殺到しておりますが、ノドまで出掛かり、PCのキーボードに指まで運んだものの募集中の寸評は「営業妨害」に成りかねずリタイアする事にしました。
1頭10,000口、馬代を含めて生涯30,000円から50,000円程度で愛馬を持てる企画は斬新で面白い企画ですが、昨年の有馬記念前日にアメブロに置いて14年間続けて来た「競馬コーヒータイム」が急遽閉鎖されたのは皆様ご存知の通りで、あるインサイダー情報を公開する予定が「インサイダー情報は法律違反」と言う事で出禁となり、この様な自社サーバーを立ち上げての競馬コーヒータイムの続行でも有ります。
勿論、新興クラブ法人を叩くメリットは話題性から半端じゃない事は百も承知ですし、友人・知人からも「お前らしくないぞ!?」と喝を入れられましたが、近日中に立ち上げる事業計画があり、ゴタゴタに巻き込まれたくないと言う思いも有り、募集終了後、今公開している通り、新馬JR馬の公開時に思い切り解説致したいと思っておりますので1年後までお楽しみにお待ち下さい。
さて明日は札幌・新潟・小倉の三場で各1鞍づつ新馬戦が組まれております。
本日もその3鞍でJR馬としてランクインを果した馬を解説してまいります。
札幌5R 芝1200m混合新馬戦
このレースは9頭立てとなりましたが、JR馬3頭とその他2頭の実質5頭立てのレースと言えるでしょう。
この要因に至ったのはここに来て夏負けの馬が多く、日曜日の芝1800m新馬戦もそうですが「グルリ1週してくれば勝てる」馬の登録が有りましたが「無事ならクラシックを狙える馬、ここは一旦放牧に出す」で回避しましたが、今期サマーシリーズ第二章は体調面のチェックが重要なポイントと成りそうです。
JR馬としてランクインを果したのはアーヴァイン・ミスルーラ・サフランブーケの3頭と成りましたが、洋芝1200mと言う距離適性と完成度からもアーヴァインが一枚抜けた存在と言えるでしょう。
新潟5R 芝1600m新馬戦
このレースには新潟2歳S(G3)に向けて逆ローテーションを組んだ馬が多く、注目の一戦と成った。
しかしそれにも「訳あり」でここを叩いて帰厩し、これが真夏最後のレースとなりそうな雰囲気の馬が複数居る事だ。
本来なら関西馬にとって中山や福島に遠征するより、日本海側を通れば断然輸送が楽な新潟競馬場だが、ここに来てその図式が変わりつつある。
これも2週早まった新馬戦の番組の影響かも知れない。
時間的にもう少しこのレースの解説にはお時間を頂きたいが本音です。
※アメブロのアメンバー記事での公開を予定しております。
アメンバーの登録は→http://ameblo.jp/jrh-club/
小倉5R 芝1200m混合新馬戦
13頭と頭数は揃ったもののJR馬としてランクインした馬は2頭と成った。
馬券対象馬を大きく広げても7頭で頭が決まれば馬単でも6点で済むレースだが、馬単6点でも多過ぎる訳でここも3点以内に絞りたい所である。
勿論、勝つのはJR馬のカフジバンガードかバーニングペスカの何れかだろうが、稽古で見せる脚捌きは遥にバーニングペスカの方が上回っており、素直に自分の目を信じて頂きたい。
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全て無料に成っておりますのでコーヒー片手にお気軽に遊びに来て下さい。