残暑が厳しい今日この頃ですが、どうお過ごしですか?
我々団塊世代の人間の青春時代にはメールも無ければラインも無い時代で手紙が主流で白い便箋に青いインクでお互いの状況を確かめ合ったものだ。
1枚の手紙を書き綴るに1時間の時間はあっと言う間だし、側からは「珍しく机に向かって勉強してるなぁ」と思われていた様だが、あれ位熱心に勉強していれば今頃官僚を引退し、退職金と年金で優雅に生活をしていただろう。
まあ、それが幸せかは別だが、老い先短くなっても今でもこうして1年365日サラブレットに携われる事に日々感謝している。
自らの人生をディレクト出来、しかもシナリオを書けるのは己だけと思っており、65歳にして世界の大富豪の仲間入りしたケンタッキーフライドチキンの創業者カーネル・サンダーを追い抜く覚悟でいたが、その野望は今、67歳の誕生日を過ぎて改めて偉大さを知らされた。
残暑の中、自らに鞭打ち滝の様に流れ落ちる汗に混じり流れ落ちる悔し涙を何度も見て来たが、それを知っていても何故か「ヘボッ!!」の一声しか出ないシーンを見せつけられると気が滅入る。
「馬も頑張ってるんだから・・・」の声に「俺だって頑張ってんだ!!」の捨て台詞は通用しないのが勝負の世界の厳しさでも有る。
そんな人生を自ら選んだ訳で泣き言は許されない。
さて日曜日も三場で各1鞍づつ組まれている新馬戦のJR馬を公開解説してまいりたいと思います。
札幌5R芝1200m混合新馬戦
ここもマル外馬は1頭も登録していない12頭立ての新馬戦と成った。
「血統的に芝の1200の馬じゃ無いだろう」と思われる馬も複数居るが、これも猛暑による影響が尾を引いているといえなくも無い。
勿論、札幌開催も残り1週となり「帰りの駄賃」は言い過ぎだと思うが、まあ100歩譲っても大したメンバーでは無いのは時間が経てば理解してくれるだろう。
メンバー的に押し出される形でJR馬としてランクインした馬にもその点が見え隠れする。
因みにJR馬は1番アスターソード・2番フレネシー・4番ベルーガの3頭と成った。
新潟5R芝1200m新馬戦
この平坦コースでデビューさせたかった馬と馬の状態と相談しながらの馬とが入り乱れても中々の好メンバーが揃った新馬戦と成った。
どの新馬戦でも言える事だが、まずはJRAの場合はゲート試験をパスする事が義務付けられており南関の様な能力試験は設けられていない代わりに「タイムオーバー」のペナルティがある。
ある程度の予測は調教で過去のデーターから走破タイムは予測出来るのが短距離戦で、その点からここに出走の17頭の走破タイムは予測出来る訳だが、枠順も重要なポイントと成り、枠順が確定してから各陣営も作戦会議に入る。
恐らくこのメンバーなら走法・馬のバランス・完成度から勝ちタイムは1分09秒台前半での決着になる筈でJR馬二頭のいずれかが勝つレースに成りそうで馬単三点以内で勝負出来るレースと成った。
因みにJR馬は今年がファーストクラップに成るロードカナロア産駒・ノヴェリスト産駒の1番ヴェルスパーと13番タガノヒバナの二頭と時代は刻々と移り変わって居る事を思い知らされる一戦と成った。
小倉5R芝2000m混合新馬戦
流石に芝2000mの新馬戦だけに小池で小鮒を釣る様な仕掛けでは釣りに成らない様なもので、道具も変えなければ成らない。
釣り師にはこの意味は解っても釣りなどした事の無い競馬ファンにはどうでも良い話だが、この道具一つで成果が大きく変わるのと同じで、芝・ダート問わず距離が1800m以上のレースと以下のレースでは血統がレースを大きく左右する。
JR馬にランクインした3頭は父方は当然中距離以上に実績を残している種牡馬である事は当然だが、個人的には再三お伝えの通り、血統を重視するなら「母系を重視しろ!!」と声を大にして叫びたい。
因みにJR馬としてランクインした馬は1番ゼットアレース・3番タイセイトレイル・6番バブリーバローズの3頭である。
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