2017年度の二歳馬も今週から未勝利戦がスタートする訳だが、新馬戦でJR馬としてランクインしながらも何らかの都合で勝ち星こそ逃したものの見せ場以上の内容を示した馬達の巻き返しがありそうだ。
特に今年のJR馬は基準を上げた事で例年に勝るとも劣らないスタートを切った訳で、例年以上の活躍が期待出来るし、単勝ファンに取っては笑いが止まらない時期が来たと言える。
勿論、今井まで以上に新馬戦でのJR馬の活躍は約束されており、益々楽しみな新馬戦と成る訳だが、今週から函館開催もスタートし、来年のクラシックを占う意味でも新馬戦は目の離せない時期に突入したと言える。
今週からは三場開催と成り、土曜日は北から函館・東京・阪神と三場で各1鞍づつ新馬選が組まれているが、今週も新馬JR馬を公開したいと思います。
まずは函館競馬場5R芝1000mの新馬戦は11頭の出走と成ったが、実質6頭立てで上下の差はハッキリしているレースと成った。
特にJR馬3頭とその他3頭の差は歴然としており、本来2着候補の準JR馬が居るのは通常だが、馬券対象馬の欄をご覧頂ければ解る通り、1頭も居ない。
と言うことはJR馬同士の決着になる可能性が高いレースと言う事が解る。
特にこのレースは芝1000m戦と言う特殊なレースで、当初の登録馬も少なく、グルリ1周でも1ヶ月の飼葉代が出る事からここまで登録馬が増えた経緯もある。
完成度・距離適性共にJR馬3頭が抜けており、手広く買うレースではなく、馬単2~3点で仕留めるか、三連複1点でまとめたいレースと言える。
続いては東京5RD1400mの新馬戦は16頭立てと成ったが函館5R以上に馬券対象馬が少ない5頭立てと割り切れるレースと成った。
だから「新馬戦は面白い」と言える訳だが、特にこのレースには餡子の詰まった馬が複数おり、前売りの段階にもそれが現れており、馬券的には妙味一杯のレースと成った。
現にここに至る臨戦過程で注目されていた馬が除外となり、急遽阪神に再投票したドタバタ劇も有った事が馬券対象馬が5頭と成った経緯だが、5頭ボックスで「的中!!」なんて報告は当社の場合は恥ずかしくて出来ないし、例えドリーム馬券に成ってもプライドが許さない!!
新馬戦は後のG1馬も未勝利馬も一緒に唯一出れるレースで、後の未勝利馬もG1馬も解らなくなるほど目は腐っていないつもりだ。
最後の解説は阪神5RD1200mの新馬戦と成ったが、東京5Rの新馬戦を除外となり、このレースに再登録したのが萩原厩舎のヴィグラスファイアである。
陣営は「適性が掴めていないが血統的には芝よりダートの方が高い筈・・・来週に伸ばしても東京の新馬戦にはダート戦が無いので・・・」と急遽ここに再登録と成った。
稽古での動きは全体的にまだ途上だが、1400mより1200nの方がこの馬に合っている筈で、再投票の経緯もそんな所だろう。
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