第22回ユニコーンS(G3)ワンポイントアドバイスpartⅡ

 東京地方は夕べからの雨で今週末の馬場状態が気に成る所だが、特に東京競馬場のダートコースは雨量によって走破タイムが大きく変わって来る。
その一つがスタート地点が芝からのスタートと言う事も有るが、馬場が渋るとどうしてもペースが速くなるし、泥を被ると嫌がる馬が多く鞍上は「チョッとペースが速いかな?」と解っていてもハナに拘る馬もいる訳だし、陣営の支持も解っていても「前でレースをしてくれ」と成るのは当然である。
今年の3歳馬も昨年の3歳馬同様、芝よりもダートレベルが高い事は再三お伝えした通りで、その点はハッキリ走破タイムにも現れており、馬場差云々より同コース・同距離で行われた東京D1600mの走破タイムにも現れている。
メンバー中NO1の持ちタイムを持っているのが青竜Sで1分35秒2で制したサンライズソアで先週の土曜日行なわれた古馬のOP戦アハルテクSの1分36秒6より1秒4速いのも東京競馬場の馬場差が成せる業でもある。
常識的に現段階での3歳馬が重賞を勝ち負けしている馬が参戦している古馬OP戦より1秒4速いタイムで制する馬鹿げた現象は非常識で、いくら芝もダートも高速化してるとは言え、数字は嘘を付かない。
まあ、青竜Sにはマジックが有るのだが・・・。
現段階でユニコーンSの登録馬の中には出否未定の馬もいるが、展開面が大きく左右するレースである事は言うまでもないし、先にお伝えした通り馬場状態と脚質による枠順でレース展開が変わるだろう。
とは言っても「足りない馬は足りない」でホンダライフとランボルギーニが同じスタート台に立ち「どっちが速いか賭け様か!?」と喧嘩を売られた様なもので、売られた喧嘩は黙って買う私でも負けると解る勝負を買うほど愚か者じゃない。
明日の追い切り後に出走馬はほぼ確定するだろうが、確定後の枠順でもう一度シュミレーションを掛ける必要があるだろう。

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