シュミレーションソフト優駿への道をネット上で公開したのが1998年の夏からだが、新馬デビュー戦でJR馬としてランクインしなかった馬がクラシックを勝つ事は「万に一つも無い!!」と信じて来たが、解説でもお伝えした通り第84回日本ダービー(G1)は悲願のダービー制覇に向け、なりふり構わず「皐月賞を叩き台」の強行策を取った12番レイデオロが制した。
デビュー戦でJR馬としてランクイン出来る馬は限られる訳だが、馬の能力・血統・馬体検査とセリ市場では当たり前のチェックポイントを通過し、それから育成時のデーターを付け加える。
日本ダービー前にも解説したが、今年の三歳牡馬陣のレベルの低さを指摘したのはアメブロで解説してた昨年の8月頃だが、兎も角、肉体的にも骨格的にも体力的にもひ弱さが目立ち、今年の日本ダービーで1番人気に成ったアドミラブルはデビュー前の時点でJR馬としてランクイン出来なかったのは今では馬鹿でもチョンでも解る「ノド鳴り」の欠陥馬であった。
手術は成功したが「ノド鳴りは完治する事は在り得ない」が私の持論で、時間と共に再発する。
今年の日本ダービーを勝ったレイデオロは赤血球の多い馬で疲れ・疲労が蓄積するタイプで、この時点でデビュー戦でJR馬として落第した馬で有る。
年々JR馬の基準を上げ続け「やり過ぎじゃない?」の声もあるが、セレクトセールの馬対検査に比べ劣るようなチェックでは後のG1ホースを見出すのは不可能と言うものだ。
しかも1度も走った事のない馬に最初のデビュー日のランクで一生を決め付けるのだから無謀とも言えるが・・・・。
それでも「結果が全て」であり、「必ず歴史が証明する」が私のポリシーだが、偶然と必然の違いをどれだけ理解して貰えるのだろう。
今週から始まる2017年新馬戦で偶然と必然の違いを立証して参りたいと思っております、ご期待下さい。