第34回エプソムC(G3)ワンポイントアドバイス

私の格言の一つに「1800mを制すは日本を制す」があるが、春の中山記念(G2)・秋の毎日王冠(G2)は形式的にはG2の重賞だが、再三お伝えしている通りこの2つの重賞はG1としてランク付けしてよいと個人的には思っている。

 

現にこの2つの重賞からは数多くの名馬が誕生しているし、日本のターフに1800mのG1が1鞍も無いのは「主催者は何を考えているのか!!」と腹立たしい思いがする。

 

現にこのエプソムC(G3)に置いても、ここ10年の勝ち馬には昨年のルージュバックを含め、世界のG1を勝ったエイシンヒカリ・常にG1で好走し続けたダークシャドー・彗星の如く現れたシンゲン・第60回朝日杯FTS(G1)を制したセイウンワンダーとG1でも通用する馬が多い。

 

今年の18頭の登録馬を見渡せば「そんな馬・・・居ないんじゃない???」が大半に意見だろうが、勝っても勝っても人気に成らない馬が居る。

 

信じられない事に今年の福島民報杯(OP特別)で18頭立ての7番人気と完全に人気の盲点に成っていたが、当社は自信を持って◎を撃ったのはあのメンバーでは図抜けたJRポイントだったし、函館記念(G2)で「おいで・・・おいで」で楽勝した馬がウラ開催のOP特別で7番人気は失礼と言うモノだ。

 

毎日王冠(G2)→中山記念(G2)からのローテーションで前2走のメンバーと今年の福島民報杯のメンバーとでは〇ん玉と〇ん玉の違いがあるほどはっきりしていた筈だ。

 

その証拠に、このG3のメンバーでも頭一つ抜けているし、前走は2走前に比べ馬体重は2K減っていたが、元々腹袋が出ている馬でどうしても太目に見える馬でもある。

 

この中間も解り切った事と知りつつも、昔カウンテアスアップと言う馬が居たが、あの馬ほどではないが腹回りを見ると躊躇するのも解る。

 

亀甲(きこう)からお尻までのラインから解る通り「カンカン泣きはしないタイプ」で、現にその事を実戦で証明している。

 

黄金色に輝く栗毛の馬体から「絶好調」と判断出来るし、7歳馬とは思えないほど筋肉の柔らかさが伝わってくる。

 

未だに続いている今年の東京芝コースは逃げ・先行馬有利な傾向で、またまたこの馬のペースでレースが進む事だろう。

 

「人気薄のJR馬は黙って買え!!」が有るが、今年のエプソムC(G3)は超人気薄のJR馬が参戦してきた事も付け加えておこう。

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