昨年の今頃にアメブロでも勝負レースの解説でもお伝えした「今年の三歳馬はレベルが高い、しかもダート戦でのレベルの高さは近年類を見ない」とお伝えしたが、年が開け4歳となり先週からクラス編成がスタートし、想定通り前発表通り例年以上に4歳馬が大活躍。
2着に成ったガンランナーも3着に成ったリシックも共に4歳馬で上位を独占した。
この傾向は地球規模のもので日本の競馬に限った事ではなく、競馬がスタートして以来、全世界で毎年の様に繰り返されている。
そんな裏付けがあるから平然とネット上で前発表できる訳だが、先週の傾向は今後も続くし、馬券の肝に成る事は言うまでもない。
まあ「鉄は熱いうちに打て!!」と言う諺が有るが、先週の三才以上500万下から1600万下までのレースの勝ち馬が何歳馬であったか位は是非是非調べておいて欲しいものだ。
恐らく目を白黒させる事だろう。
これが現実です・・・それを逸早く予告出来るのが当社シュミレーションソフト「優駿への道」なのです。
さて本日も東京競馬場で1鞍・阪神競馬馬で1鞍の計2鞍の新馬戦が組まれています。
本日も先週同様JR馬は各2頭づつ出走してまいりました。
まずは東京5R芝1400m新馬戦ですが18頭のフルゲートと成りましたが2016年セレクトセールで1億5120万円で落札されたレピアーウィットが早くもデビューします。
血統的にも体系的にも整っているし、見るからにも「スピード馬」と言う印象を受けました。
特にダートなら大崩はしないタイプだし、距離も2000m前後までは対応出来るタイプと見ましたが・・・
日本のG1は殆ど手にしている金子オーナーが本気でアメリカ競馬を目指す気に成ったのではと個人的に思える1頭といえるでしょう。
勝っても負けても今後のローテーションが気に成る1頭です。
もう1頭が今年の日本ダービーを制した藤沢和厩舎の看板馬の1頭ファストアプローチ
こちらはレピアーウィットより芝適正は高い筈ですし「何故芝の1400mがデビュー戦なの?」と考えてしまいます。
馬主山本英俊氏は藤沢和調教師にベッタリの人物で現にこのコンビで世界のG1を制しています。
只、藤沢和厩舎だから致し方ない面は有りますが、全体的に余裕が有り、苛め足りてない所が多頭数でこの距離だと脆さが出るのではと言う気がして成りません。
恐らく藤沢調教師にはこの馬の距離適正が何処なのかを模索している所だろうと考えられます。
同じく阪神競馬場に置いては5Rに芝1400m新馬戦が組まれています。
人気は恐らく某スポーツ新聞のチョウチン記事に煽られてグランデミノルになる事でしょう。
勿論、JR馬としてランクインしたのは確かですし、この中間の動き・気配は二歳馬離れしておりそれなりの評価は必要ですが「昨年当時のレーヌミノルに比較しても劣らない」と言われると「何が???」とヘソでお茶を沸かしたくなるのは私だけでしょうか?
「見切り千両」と言う言葉がありますが、日本に輸入されてからのエンパイアメーカーの無様な産駒の姿に私自身も「こんな筈じゃないのに・・・」と頭を抱えておりますが、この馬の結果が私の最終結論を出す期限だと思っております。
もう1頭が今年も二歳戦線で活躍が保証出来ると断言出来るのがダイワメジャー産駒でしょう。
その中の1頭アマルフィコーストは今回メンバーにも恵まれ人気は他馬に譲っても主役の座を勤めるに相応しいと言えるでしょう。
栗東坂路4Fで53,7-38,9-12,6はタイム的にも基準に達しているし、フットワークのバランスの良さは特筆ものです。
全兄のモンテエイケンは恵まれた馬体を持て余していましたが、兄を越えるのは時間の問題だし、デビュー勝ちも可能な1頭と考えています。
ヴィクトワールピサ産駒が珍しくJR馬としてランクインして来ました。
そのスカーレットカラーですが、幾ら私が開発したシュミレーションソフトでもその答えに「ふざけんな!!ヴィクトワールピサ産駒がG1を勝てると思っているのか?!!」と怒鳴りたくなる。
確かに血統が全てではないし、母系には途轍もない事を遣りかねないウォーエンブレムの血が流れている不気味さがあるが、個人的にプライドが許さない。
先週の新馬戦のJR馬は四戦3勝二着1回と成りましたが、果たして今週はどんな馬達が重賞ロードを歩む事と成るのか楽しみです。