お気付きの方も多いと思いますが、毎年新馬戦がスタートして1ヶ月も経つと「今年の二歳馬は〇〇より〇〇の方がレベルが高い!!」と断言するのだが、現実にクラシックが終わる頃にはマスメデアもその事を報道する。
問題は終わる頃にそんな事を書き立てられても屁のツッパリにも成らないし、過ぎたレースの馬券は売ってくれないのは当然である。
先週の段階で今年の当社新馬のJR馬が21頭勝ち挙がり、例年以上の好スタートと成った訳だが、既に後のG1馬と言える馬が勝ち上がっており、2018年春のクラシックもJR馬が制する事は当然だし、それを歴史が証明している。
しかしここで喜んでいられない事が発覚した!!
勝ち挙がったJR21頭を分析してみると牡馬12頭に対し、牝馬9頭と言う数字である。
一見、差が無い様に見えるが、これには数字のマジックがある。
混合戦には牡馬も牝馬も出走出来るが、牝馬限定戦には牡馬は出走出来ない訳で、嫌でも牡馬は大きなハンデを課せられている訳だし、この時期は牝馬の方が早熟で12対9と言うここまでのデーターは近年無かった事である。
確かに再三お伝えの通り今年は各陣営の看板馬が早い時期から乗り込んでおり、いつもの年より「ローテーション重視」の傾向が強い事に今後皆様も気が付く事でしょう。
早くも今月23日(日)に今年の二歳重賞第1弾函館二歳S(G3)が行なわれるが、今年も間違いなくデビュー戦でJR馬としてランクインした馬が制すると断言しておこう!!
さて土曜日は函館で新馬戦が芝とダート併せて2鞍・福島で1鞍・中京では芝とダートが1鞍づつ計2鞍5鞍が組まれています。
数合わせ的と成った函館5Rは登録頭数こそ8頭だが、実質馬券対象馬は4頭で、しかも勝つ馬は1頭で馬単3点で馬券に成りそうだ。
このレースでJR馬としてランクインした馬は3番トランプ・5番アルレーサー・6番ウインジェルベーラの3頭だが、この時期に稽古パートナーに古馬を指名する事(先週も1頭居たが快勝)は仕上がりの良さ云々より「同じ世代馬と一緒のメニューじゃ馬が育たない」と言えるし「相手馬が可哀相・・・」が本音だろう。
アルレーサーのこの中間の稽古パートナーは古馬のOP馬を全く問題にしておらず、その反動さえなければ函館⇔東京間10往復しても楽勝出来るだろう!!
函館6R D1000m新馬戦
登録頭数は7頭だったが直前でサウスタラベラーが取り消し6頭立てと成った、元々レース不成立の可能性も有ったレースでメンバー的にも正に「メダカの背比べ」となった。
JR馬としてランクインした馬は6番ガウラミディ只1頭だが準JR3頭+1の5頭立てで6頭全て牝馬と言うから手が出せない。
福島5R芝1200m新馬戦
頭数が揃い馬券的にも面白いレースに成ったのがこのレースだろう。
福島芝1200m戦でJR馬としてランクインした馬が1頭と言うのは非常に珍しいケースで個人的にも興味深いレースとなった。
しかも個人的には種牡馬として同じDNAを持つオルフェーヴルより上と判断しているドリームジャーニーだけにそれを証明する上でもジョブックコメンには勝って欲しいし出世して欲しいと願っている。
中京5R芝1600m新馬戦
先週の段階でも解説したが、ここには各陣営の看板馬の登録が有ったが、老いた年寄りの歯が抜け落ちる様に1つ1つ脱落していった。
闘わずして逃げた馬達がどんなに出世してもこのレースの勝ち馬とは「既に勝負付けは済んだ」と言っても過言ではなく、半永久的に馬券の組み立てが楽に成ったと言える。
流石、食らい付いて来た8頭の優駿にはどの馬にも個人的には魅力を感じているが、ここに至る調整過程・他陣営の評価を総合すると馬券は見えてくるのと同時に、今後の評価も決まると言うモノだ!!
心情・人情かなぐり捨てて、的中馬券に結び付けたい一戦と成った。
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中京6RD1400m新馬戦
ファーストクラップと成るエスポワールシテー産駒が道営競馬を始め各地で大活躍をしている。
競馬コーヒータイムの愛読者の皆様はご存知の通り、この馬に関してはJR馬としてランクインした時に注釈付きで「ダートなら2クラス上でも通用する」とした訳だが、この馬の初勝利は未勝利戦が無くなるギリギリの時期まで芝のレースに拘った経緯があり、あわや廃馬に成るところだった。
それが賞金王に輝き、種牡馬としてそのDNAを残す馬に成った訳で、個人的にも誇りを持っている。
その産駒を応援したいのはマウンテンマウンテン(山々)だが、我師匠・福永二三雄から「競馬に惚れても馬には惚れるな」と教えられた。
馬に惚れるのと女に惚れるのは似ていて、見えるものも見えなくなるからだと教えられた。
ここは人気薄のJR馬8番ラフィングマッチ(昔、六本木のマッチと呼ばれた時もあったなぁ)に1票投じてみたい。
尚、まぐまぐ競馬にて2017年二歳新馬JR馬を無料にて閲覧出来る様に成りましたのでご希望の皆様は是非お立ち寄り下さい。
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