今年も絶好の滑り出し新馬JR馬!!

進化するシュミレーションソフト「優駿への道」をネット上で公開する様に成って今年で11年目を迎えますが、渋谷場外ウインズ前の当社メンバーズシアタースペシャルルームに置いては1997年に実戦指導のオリジナル情報紙には既に新馬戦のJR馬は勿論、全レースのJRポイント・馬券対象馬をも公開していた訳で、20年以上不動の競馬アイテムとして君臨して参りました。

このメールが届いた皆様は現在ネット上から携帯電話・スマートフォン・PCから手軽に入手出来る様に成った訳ですが、その殆どの皆様が10年・20年来のお付き合いを頂いている皆様で有り難く、深く感謝をしております。

当社も今年6月を持って創業45周年を迎えましたが、その45周年企画を設立記念日6月6日を持ちましてご案内の様に締め切らせて頂きました。

今後、50周年・60周年に向けスタッフ一同、全力でまい進して参りますので今後とも今まで同様、熱いご声援ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

今年も2週前から始まりました2017年新馬戦も「進化するシュミレーションソフト・・・」を結果を持って証明し、この2週間で9鞍有りました新馬戦での7鞍で勝利し、早くも今年も1勝馬以上のレースに置いては全馬デビュー戦でJR馬としてランクインした馬が占める「JR馬飽和状態」の可能性が出て参りました。

JR馬の基準を上げても上げてもイタチゴッコで「シュミレーションソフト優駿への道」進化のスピードは設計した私の想定をはるかに超えております。

しかも、2歳戦・3歳限定戦だけでなく、古馬に成ってからのJRポイントのNO1の威力はこの日曜日のエプソムC(G3)でも解る様に、又、古馬での重賞戦に置いては欠かせないものと成っております。

今週末の3歳限定重賞で数少ないダート重賞のユニコーンS(G3)は勿論、来週末の上半期のドリームレースの宝塚記念(G1)、そして昨年年間収支決算に大幅な黒字を確定させた3歳限定重賞NIKEEI賞3歳S(G3)の7万円強の配当の裏付け・根拠もこのJR馬に有った事は言うまでもありません。

まだまだ続く2017年新馬戦線に置いてJR馬の活躍は年内のレースだけでなく、来春のクラシックロードに置いても大活躍をする事を断言して置きましょう。

ベルモントS出走のJR馬に異変あり

当社のシュミレーションソフト「優駿への道」はJRA中央競馬会が主催するレースだけでなく、公営馬は勿論だが、過去にも公開したドバイワールドC・凱旋門賞の様に、日本馬と世界各国の優駿達との比較も出来る様に設計されている。

当然1度も走った事の無い新馬戦の段階でも後のG1馬を見逃す事が無いのも、このJR馬からクラシックホースが誕生するのも新馬戦、即ちデビュー戦で解ると言う代物で常識的に理解して頂くには相当IQが高い人か、人間を越えロボット化した頭脳の持ち主と言えるだろう。

 

昨日の新馬戦の解説でも解る通り、設計した私でさえ出て来たJRポイントを疑う事があるが、「結果が全て」の勝負の世界だけに人間の私感・感情・夢等ねずみの餌にも成らないと言える。

 

それでもニュースは必要で、まして人工頭脳化すればするほど現実に起こって居る事をPCにデーターとして入力しなければ只の電卓に過ぎないものになり、進化したモノは生まれない。

 

日曜日、ベルモントパーク競馬馬で行なわれるアメリガ3冠レース最後のベルモントSには日本からエピカリスが参戦するが、イギリスの最大ブックメーカーは2番人気の評価にして注目を集めている。

当社シュミレーションソフト「優駿の道」もJRポイント第3位と評価し、昨年アメリカ3冠レース全てに参戦し、ラストのベルモントSで三着となったラニよりも高い評価を与えている。

 

勿論、デビュー戦から全て日本に置いてJR馬としてランクインした馬でベルモント競馬場のダートは日本馬向きの馬場形態と言う事も今回JR馬としてランクイン出来た要因だろう。

 

しかしここに来てエピカリスに思わぬ事態が発生した。

既にご存知の方も居ることだろうが、水曜日の追い切り後に歩様に乱れを見せ、検査の結果爪が割れており、足元に熱を発していたと言う。

事実確認は海外のため出来ないが、こんな話はガセネタとは考えられないし、後処置が「消炎剤」と聞いて益々ビックリしている。

 

ここ2日間は稽古を休み、厩舎廻りを引き運動で誤魔化しているのは事実で、いくら一生で一度のチャンスとは言え、三歳馬のこの馬を酷使する意味が何処にあるのだろう。

私が馬主の立場なら調教師がなんと言おうが、レースを使わずに帰国の準備をするし、レース自体も観戦せず一緒に帰国するだろう。

 

あのブログで解説した最初に勝った凱旋門賞の時、直前でJR馬が2頭回避し、JR馬はトレヴ1頭と成りまだ当時は日本では無名だったが、楽勝を演じている。

今回ベルモントSでJR馬の残りの2頭はアイリッシュウオークゴームリーの2頭だけとなり勝つのはどちらかだと思える。

馬券も割れており、海外投票でもJRA投票でも妙味のあるレースに成ったと言える。

 

さてさて2017年度二歳新馬戦も早くも4日目に突入です。

昨日は東西共に1鞍づつ有りましたが、JR馬は1勝2着2回と成りました。

着々と2017年度二歳重賞路線の図式が見えてまいりましたが、二歳重賞路線だけでなく、2018年度の春のクラシックにも繋がる馬も続々とデビューして参ります。

 

本日は東京競馬場で2鞍・阪神競馬場で1鞍の計2鞍の新馬戦が組まれておりますが、まずは注目を集める東京5R芝1800m新馬戦からお伝えしましょう。

いわずと知れたアパパネの2番仔ジナンボウがデビューです。

土曜日の第6Rに全兄モクレレが骨折明けで出走して参りましたが「弟の露払い」には成らず、5着と成りました。

デビュー当時から偉大な母を持つと人間も馬も男の子はだらしなく、女の子は輝ると言われますがモクレレもジナンボウも見栄えのする黒鹿毛馬で素人受けのする馬である事は確かでしょう。

只、違うのはモクレレはデビュー戦でJR馬としてランクインしておらず、ジナンボウはランクインしている事でこの時点で既に兄を越えている事です。

勿論、この図式は逆転することは有りませんし、関係者は「兄弟対決を見たいものだ」と望んでいますが、年齢的には可能でもこの2頭にはレベルの差が有り、一生2頭が対戦する日が来ない気がしております。

 

もう1頭が外国産馬のフィールシュパースで種牡馬と母系とのアンバランスは気に成るが、綺麗に輝る鹿毛色の馬体には惚れ惚れします。

スピード馬と言うより、力馬と言う骨格から中竹調教師はこの東京芝1800mをチョィスしたのでしょう。

確かに飛びの大きな馬で小回りコースより東京コース向きの馬で、この東京開催中に勝たないとこれから始まる夏競馬の殆どが小回りコースでこの馬に取っては厳しい戦いに成りそうです。

 

クズを出さない母系にハーツクライとの配合で個人的にも魅力を感じているジュンエスポワールですが、いくら輸送を加味したとは言え、もう少し負荷を懸けて調整して欲しかったものです。

これが近年の「森式調整法」と言えばそれまでですが、近年成績が上がらない森厩舎の要因はこんな所にあるのではないでしょうか・・・

 

もう一つの新馬戦は今季初の牝馬限定戦芝1600m戦で、今年も昨年同様、牡馬より牝馬の方がレベルが高そうに思えるメンバー構成と成った。

間違いなく重賞戦線を賑わす1頭と断言出来るのが母系にゴールドティアラの血が隆々と流れ、芝・ダート問わず、馬代金を早く回収し、尚且つ重賞路線でも活躍が期待出来る馬とPOGファンにもお勧めしたのがレッドレグナントである。

繁殖に上がっても成功すると断言出来るし、ここでロードカナロアを配合した事で種牡馬の相手が広がった。

この馬のレース成績が種牡馬相手だけでなく、産駒の価値を高める訳だが、長い目で楽しめる馬の誕生と言える。

 

近年は4月生まれの馬でも「遅生まれ」扱いに成る時代に成ったが、我々がこの業界に飛び込んだ時代は4月生まれが殆どで、5月生まれの馬でも充分クラシックに間に合った。

ここに出走のホーリレジェントは4月21日生まれでこのメンバーでは一番の遅生まれと知り、ビックリしている。

最初に付けた種馬と相性が会わず、2度目3度目でやっと受胎した時に遅生まれに成る事が良くあるが、この馬の場合は確かにその可能性がある馬でもある。

ここに至る調整過程は頗る順調に来ており、この馬の力は充分に出せそうだが、馬自身に奥が無い様に見えるのは私だけだろうか・・・

 

逆に1月27日生まれのトーセンアンバーだが、2歳馬のこの時期の3ヶ月違いと成ると、人間の世界では1学年違いの差があるほどである。

そうは見えないのはディープインパクト産駒の特徴でも有る訳だが、オベンチャラでも「立派な馬ですねぇ」とは言えない馬体である。

稽古内容に負荷を懸けずに本数で調整しているのもそんな所にあるのだが「実戦に行って良いタイプ」はこんな馬に多い事を頭に叩き込んで置いて頂きたい。

 

さてさて阪神競馬場では芝1200m新馬戦が組まれている。

ここのメンバーは短い夏を思い切り飛び交う陽炎の様なメンバーで、然程お勧め出来る馬は見当らない。

強いて上げれば芝1200mの新馬戦と割り切れば、JR馬としてランクインしたアイアンクローだろうが、当てて配当を手にすると出走する度に気に成る存在に成るだけにここはケンに限るレースだろう。

夏番組も2週目に突入し・・・

昨年の今頃にアメブロでも勝負レースの解説でもお伝えした「今年の三歳馬はレベルが高い、しかもダート戦でのレベルの高さは近年類を見ない」とお伝えしたが、年が開け4歳となり先週からクラス編成がスタートし、想定通り前発表通り例年以上に4歳馬が大活躍。

2着に成ったガンランナーも3着に成ったリシックも共に4歳馬で上位を独占した。

この傾向は地球規模のもので日本の競馬に限った事ではなく、競馬がスタートして以来、全世界で毎年の様に繰り返されている。

そんな裏付けがあるから平然とネット上で前発表できる訳だが、先週の傾向は今後も続くし、馬券の肝に成る事は言うまでもない。

まあ「鉄は熱いうちに打て!!」と言う諺が有るが、先週の三才以上500万下から1600万下までのレースの勝ち馬が何歳馬であったか位は是非是非調べておいて欲しいものだ。

恐らく目を白黒させる事だろう。

これが現実です・・・それを逸早く予告出来るのが当社シュミレーションソフト「優駿への道」なのです。

さて本日も東京競馬場で1鞍・阪神競馬馬で1鞍の計2鞍の新馬戦が組まれています。

本日も先週同様JR馬は各2頭づつ出走してまいりました。

まずは東京5R芝1400m新馬戦ですが18頭のフルゲートと成りましたが2016年セレクトセールで1億5120万円で落札されたレピアーウィットが早くもデビューします。

血統的にも体系的にも整っているし、見るからにも「スピード馬」と言う印象を受けました。

特にダートなら大崩はしないタイプだし、距離も2000m前後までは対応出来るタイプと見ましたが・・・

日本のG1は殆ど手にしている金子オーナーが本気でアメリカ競馬を目指す気に成ったのではと個人的に思える1頭といえるでしょう。

勝っても負けても今後のローテーションが気に成る1頭です。

もう1頭が今年の日本ダービーを制した藤沢和厩舎の看板馬の1頭ファストアプローチ

こちらはレピアーウィットより芝適正は高い筈ですし「何故芝の1400mがデビュー戦なの?」と考えてしまいます。

馬主山本英俊氏は藤沢和調教師にベッタリの人物で現にこのコンビで世界のG1を制しています。

只、藤沢和厩舎だから致し方ない面は有りますが、全体的に余裕が有り、苛め足りてない所が多頭数でこの距離だと脆さが出るのではと言う気がして成りません。

恐らく藤沢調教師にはこの馬の距離適正が何処なのかを模索している所だろうと考えられます。

同じく阪神競馬場に置いては5Rに芝1400m新馬戦が組まれています。

人気は恐らく某スポーツ新聞のチョウチン記事に煽られてグランデミノルになる事でしょう。

勿論、JR馬としてランクインしたのは確かですし、この中間の動き・気配は二歳馬離れしておりそれなりの評価は必要ですが「昨年当時のレーヌミノルに比較しても劣らない」と言われると「何が???」とヘソでお茶を沸かしたくなるのは私だけでしょうか?

「見切り千両」と言う言葉がありますが、日本に輸入されてからのエンパイアメーカーの無様な産駒の姿に私自身も「こんな筈じゃないのに・・・」と頭を抱えておりますが、この馬の結果が私の最終結論を出す期限だと思っております。

もう1頭が今年も二歳戦線で活躍が保証出来ると断言出来るのがダイワメジャー産駒でしょう。

その中の1頭アマルフィコーストは今回メンバーにも恵まれ人気は他馬に譲っても主役の座を勤めるに相応しいと言えるでしょう。

栗東坂路4Fで53,7-38,9-12,6はタイム的にも基準に達しているし、フットワークのバランスの良さは特筆ものです。

全兄のモンテエイケンは恵まれた馬体を持て余していましたが、兄を越えるのは時間の問題だし、デビュー勝ちも可能な1頭と考えています。

ヴィクトワールピサ産駒が珍しくJR馬としてランクインして来ました。

そのスカーレットカラーですが、幾ら私が開発したシュミレーションソフトでもその答えに「ふざけんな!!ヴィクトワールピサ産駒がG1を勝てると思っているのか?!!」と怒鳴りたくなる。

確かに血統が全てではないし、母系には途轍もない事を遣りかねないウォーエンブレムの血が流れている不気味さがあるが、個人的にプライドが許さない。

先週の新馬戦のJR馬は四戦3勝二着1回と成りましたが、果たして今週はどんな馬達が重賞ロードを歩む事と成るのか楽しみです。

 

第34回エプソムC(G3)ワンポイントアドバイス

私の格言の一つに「1800mを制すは日本を制す」があるが、春の中山記念(G2)・秋の毎日王冠(G2)は形式的にはG2の重賞だが、再三お伝えしている通りこの2つの重賞はG1としてランク付けしてよいと個人的には思っている。

 

現にこの2つの重賞からは数多くの名馬が誕生しているし、日本のターフに1800mのG1が1鞍も無いのは「主催者は何を考えているのか!!」と腹立たしい思いがする。

 

現にこのエプソムC(G3)に置いても、ここ10年の勝ち馬には昨年のルージュバックを含め、世界のG1を勝ったエイシンヒカリ・常にG1で好走し続けたダークシャドー・彗星の如く現れたシンゲン・第60回朝日杯FTS(G1)を制したセイウンワンダーとG1でも通用する馬が多い。

 

今年の18頭の登録馬を見渡せば「そんな馬・・・居ないんじゃない???」が大半に意見だろうが、勝っても勝っても人気に成らない馬が居る。

 

信じられない事に今年の福島民報杯(OP特別)で18頭立ての7番人気と完全に人気の盲点に成っていたが、当社は自信を持って◎を撃ったのはあのメンバーでは図抜けたJRポイントだったし、函館記念(G2)で「おいで・・・おいで」で楽勝した馬がウラ開催のOP特別で7番人気は失礼と言うモノだ。

 

毎日王冠(G2)→中山記念(G2)からのローテーションで前2走のメンバーと今年の福島民報杯のメンバーとでは〇ん玉と〇ん玉の違いがあるほどはっきりしていた筈だ。

 

その証拠に、このG3のメンバーでも頭一つ抜けているし、前走は2走前に比べ馬体重は2K減っていたが、元々腹袋が出ている馬でどうしても太目に見える馬でもある。

 

この中間も解り切った事と知りつつも、昔カウンテアスアップと言う馬が居たが、あの馬ほどではないが腹回りを見ると躊躇するのも解る。

 

亀甲(きこう)からお尻までのラインから解る通り「カンカン泣きはしないタイプ」で、現にその事を実戦で証明している。

 

黄金色に輝く栗毛の馬体から「絶好調」と判断出来るし、7歳馬とは思えないほど筋肉の柔らかさが伝わってくる。

 

未だに続いている今年の東京芝コースは逃げ・先行馬有利な傾向で、またまたこの馬のペースでレースが進む事だろう。

 

「人気薄のJR馬は黙って買え!!」が有るが、今年のエプソムC(G3)は超人気薄のJR馬が参戦してきた事も付け加えておこう。

さあルート66Cだぁぁぁ!!

自称ルートC事エプソムC(G3)が今週の横綱レースだが、毎年この次期に成ると夏競馬の始まりを感じる。

 

今年は登録こそ19頭とこまは揃っていたが出否未定馬が複数いて「除外にはなら無いだろう」と賞金的に危ぶまれた馬も充分に負荷を掛けて熱心に追い切られていた。

 

三歳馬こそ登録は無いものの4~9歳馬まで6世代に及ぶバライティに富んだメンバーと成ったOP戦だが、確たる中心馬は居らず、展開面と状態のチェックが重要なポイントと成りそうだ。

 

勿論、JRポイントも今の東京コースには必要不可欠の要素で、現状のJR馬はこの時期から夏のローカル開催では目の離せない要素でもある。

 

日曜日のメインレースなだけにWin5の対象レースに成っており、先週の安田記念同様「人気薄のJR馬」は特に要注意と言えるだろう。

 

特にローカル開催前の平場戦での人気薄のJR馬が腰を抜かす様な配当をプレゼントしてくれる訳だし、D1600m戦はJR馬・RNの高い馬からの勝負に限ると言える。

 

又、土曜日の東京競馬は早くも新馬戦が2鞍組まれており、着々と今年の二歳重賞レースに向けて駒が揃ってきた。

 

再三お伝えの通り、昔は厩舎の看板馬は夏を越してからのデビューが王道とされていたが、近年そんなのんきな事をしているとクラシックに間に合わなくなってきたのが現状で、早めに出走権を確保し、本番から逆ローテーションを組む陣営が多くなっている。

 

今年のダービー馬は正に「ダービーを取るためだけに青写真を描いた」と言っても過言じゃないだろう。

 

常識外れの「皐月賞を叩き台」は前発表した通りで「新馬戦の開催がたった2週早まった事で競馬の図式が大きく変わるだろう」は三年経った今、断言通り現実のものに成った。

 

明日は第34回エプソムC(G3)のJR馬の解説を行ないますのでご期待下さい。