今年の夢多き二歳馬がデビューして1ヶ月あまりが過ぎたばかりだが、残念な事とは言え早くも抹消馬が誕生している事に目を向けなければならない。
この事は二歳新馬JR馬の解説がスタートした当初にこのコラムで「抹消馬に成る可能性は今年は早くから誕生しそうだ」と解説はしたが、競走馬の世界では毎年繰り返されてきた事とは言え悲しさと虚しさを感じざるを得ない。
当社にとっての「抹消馬」とは厩舎サイドが主催者に抹消登録の届けを出した馬だけではなく、現役で続行していても競走馬として篩の掛かった馬すべてを「抹消馬」として独自に登録するもので、新馬戦の段階で「馬券対象外」と断言した馬同様、無駄を省くために独自に開発したものである。
過去に秋の特別市場やセレクトセールで高値を付けて評判に成った馬を新馬戦でボロクソ評価し、関係者にお小言を頂いた事もあるが、確かに自分の愛馬が当時の私の口調(今も同じだと思っているが)で評価されたら戦争に成るだろう。
争い事は決して好ましい事ではないが、競馬の世界そのものが争うものでその世界に45年もどっぷり浸かっていると歪んだ性格に成ってしまったのだろう。
来週から「鉄は熱い内に打て!!」の格言がある通り、この場で紹介した以上、JR馬としてランクインした馬の抹消馬をJRH倶楽部のオプシャルブログで紹介して参りますのでご期待下さい。
勿論、現役は続行するでしょうが馬券に絡む確立は無に等しい筈で無駄な馬券を考えずに済むし、無駄な資金を使わずに済む訳で、現在進行中の単勝馬券禁煙方は必ず現金が貯まって行くより効率よく超ハイスピードで100万円を貯める方法をも重ねて発表いたしますので是非参考にしてみて下さい。
さて2017年夏競馬も第二章に突入しましたが、今年の二歳JR馬の勢いは止まる所か加速して来た感があります。
数には何事にも限界と言うものがある訳ですが、今年の二歳JR馬はすでに46頭が勝ちあがり、2着に惜敗した馬が25頭と言うから半端じゃない。
POGが始まってから当社には熱狂的POGファンがいるが、前にも紹介しましたが「これって違法じゃないの??」と思われるPOGがあるが、半端な馬主じゃ不可能な金額を用意してPOG馬を競り落としている。
早くも「今年の二歳馬で賞金的に赤字には成らないだろう」とこのサークルを紹介してくれた友人は一人20頭までの枠の内、8頭がデビューし、6頭が勝ち上がり、その内の1頭アルマファーストはデビューから二戦二勝でほぼクラシックへの出走権を確保した。
サークルオークションで6番目の高馬だったが、上位5頭の高馬は一桁違う値で競り落とされたが、未だにデビューしていないし、私の友人もアルマファーストを競る際に私の顔をちらちら見ながらの参戦だったが「まだまだ・・・」と私のつぶやきに意を強くしたのかイキナリ5本の指を広げ競り落とした。
別にこの馬のデビュー戦でJR馬として取り上げたのは友人をヨイショするつもりで取り上げた訳じゃないが、正直「ホッ」としている。
札幌5R芝1800m新馬戦では今年のダービー馬レイデオロの全弟レイエンダがデビューする。
先にも紹介したサークルでもまだ日本ダービー前だったが高い評価を集めており、オークションではNo4の高値が付いた。
私の友人はレイデオロがデビュー戦でJR馬としてランクインしていたことを知っており、大台まで競り合っていたが、何処で手に入れたか解らないがこの馬の写真を見せ「お兄さん位までは出世するよね?」と聞いて来た。
聞かれれば応えないと後々面倒なので「見た目はお兄さんより派手だが、この下の方が走ると思うよ」に手を下ろした。
責任重大な馬のデビュー戦と成ったが、兄同様デビュー戦でJR馬としてランクインしたのは確かだし、このレースのJR馬はこの馬と福永祐騎手騎乗のラソワドールの2頭だけでデビュー戦は順当にクリア出来そうだ。
札幌6RD1700m混合新馬戦
「ダートよりも芝の方が良さそうなのに・・・」と思われる馬を含めての12頭立てのレースと成ったが、昨日の混合新馬戦の時にも解説したが、何の意味も持たない番組で、現にこのレースにはマル外馬はステラストラータ1頭と成った。
「居るじゃないかもう1頭・・・」とブツブツ呟くスタッフに「お前もこの暑さに頭やられたんじゃない?」と言うと流石、当社のスタッフ「今の混合戦は馬だけでは無く、騎手含めてなんですよねぇ」だとよ~。
これは良い案だ!!やたら持ち込み馬やマル外馬に優先出走権を与えるなら、日本ジョッキー限定戦のG1レースを開設した方が得策だと思うのだが・・・。
しかも面白い事にシュミレーションソフト優駿への道が指名したJR馬は断トツ1番人気の支持を集めそうなC・ルメール騎手鞍上のハヤブサマカオーと人気の盲点に成ったメイショウタイシとレベルスリーの3頭と言う落ちまで付いているレースと成った。
福島5R芝1600m混合新馬戦
正にこのレースこそ全く混合戦には無縁のレースでマル外馬も持ち込み馬も外人騎手の名も無いレースである。
それでもJR馬は確り存在感を示し、この新潟開催を締めくくるに相応しい新潟2歳S(G3)に駒を進めるだろう馬もおり、巷の評価は分かれそうだと思っていたが、前売りの段階でのオッズは酷いもので圧倒的な偏りを見せている。
只、言える事は愛読者の皆様もお気付きと思いますが、このブログをアップしてからのオッズの変動は半端でなく、そろそろブログではなくメルマガ配信へと戦略を変えなければ成らなく成って来たかも知れない。
準JR馬無しの正真正銘のJR馬はオーデットエール・ハピネスメーカー・サンドラフラッシュの3頭と成ったが、前売り段階でのオッズの差ほど力差は無い筈だ。
福島6R芝1400m牝馬限定新馬戦
昨日の馬券対象外馬の記録10頭を更新する15頭中11頭が馬券対象外のレースとなり、昨日同様4頭立てのレースと成った。
又々バケツをひっくり返した様な大騒ぎに成りそうな気がするが、冷静に対処しなければと思っているが、夏場の新馬戦はどんなに頑張っても馬券自体の売り上げが少なく、チョッとの組織票でオッズがコロッと替わる。
まして当社のWeb新聞を目にすれば一目瞭然だし、餡子の詰まった馬ぐらいは誰でも予測が付く筈だ。
馬券対象馬がたったの4頭なだけに、頭決まれば相手は3頭だけにそれ以上買いたくても買えないだけに、昼休みにアイスキャンディでノドを潤しては如何でしょうか????
小倉5R芝1200m九州産馬限定新馬戦
私は夏に生まれた(獅子座)男だが、このレースが来るたびに真夏の夜の河口湖を思い出す。
月夜に照らされて水面からポツン・・ポツン・・・ポツンと飛び立つカゲロウがものの1時間位で月が隠れるほどの大群になり、ものの数時間で水面が見えなく成るほどのカゲロウの死骸で埋め尽くされた光景は現実のものとは思えない程記憶に残されている。
正にカゲロウとは九州産馬で一夏のレースのためだけに生まれ、短い人生を数戦で終わらせる。
この九州産馬限定の新馬戦はこのレースだけでこのワンチャンスしか与えられていない。
ものの数ヵ月後はこの世に誕生した九州産馬は全滅すると言って過言ではなく、これほどロマンの有る競馬は九州産馬限定新馬戦しか無いと断言出来る。
今年も1頭の主役が登場するドラマだが、その他の脇役は主役に勝るとも劣らない役を演じてくれる訳で、涙無しには観戦できないレースと成るだろう。
予告編は→http://ameblo.jp/jrh-club/で公開いたしますので是非ご覧下さい。
小倉6R芝1200m新馬戦
前売りの段階でのオッズは差が無いが、力量差はAクラス・Bクラスとはっきりしたメンバー構成と成り、1200mの距離にしては着差が開くレースに成りそうだ。
勿論勝つのはJR馬としてランクインしたライナスかクーファエランの何れかだろうが、距離1200mを考えればクーファエランに軍配を挙げたい。
只、先々楽しみな馬がいるかと問われれば「・・・・」のレースで、これまたカゲロウと言えるレースと成った。
尚、今週からブログランキングに登録し、皆様のお陰を持ちましてあっと言う間にベスト5入りする事が出来ました、ありがとう御座います。
今後益々精進し、皆様のご期待に沿えるようスタッフ一同全力を出し切りますので今まで通り熱いご声援のほどヨロシクお願い申し上げます。
確認方法は→https://blog.with2.net/link/?1924780でご確認下さい。
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