2017年上半期も終了しましたが・・・

JRAは25日、17年上半期の売得金と入場者数を発表した。

売得金は1兆3748億3569万9000円では微額だが増加したが、昨年の上半期はワールド競馬の馬券は発売されておらず、開催競馬場の入場者は依然落ち込んでおり(前年比96・8%)馬券はネット販売が中心になっていることが解る。

この事は予測して来たし、当社も情報の配信方法も17年前からご存知の通りデジタル化を進めて来た訳だが、競馬場への来場ファンの落ち込みには危機感を感じている。

ネット化が進めば進むほど競馬場への足の進みは鈍化するのは当然だし、現在の各場外馬券所は当社がメンバーズシアタースペシャルルームを開催していた当時と比べれは競馬場への入場者の落ち込み3.2%の20倍以上の落ち込み率の筈だ。

自称競馬ファンに「後楽園で馬券を売っているのを始めて知った」にはビックリさせられたが、渋谷の並木橋の場外馬券所の日曜日は閑散としており、当社メンバーズシアタースペシャルルームが有った当時のG1開催日は渋谷警察前から入り口まで長い列が出来き、歩道は前に進む事が出来ないほどだったが・・・寂しさを通り越し、空しさが湧く。

さてさて今週から夏競馬が本番を迎える訳だが、二歳戦を抜きにして夏競馬は語れない。

当然今後の競馬を支えて行くのも二歳馬の訳だし、昨日の宝塚記念でも解る通り、出走馬11頭中デビュー戦でJR馬としてランクインした馬が8頭出走して来たことでも解るが、デビュー戦でJR馬としてランクインした馬が競馬を支え続けている事が解るだろう。

2017年度新馬戦・・・日本ダービーを前にしてこのブログでも書いた「ダービーより楽しみな今年の新馬戦」は今日現在28鞍消化され28頭が勝ち名乗りを上げたが、お時間が有りましたらその内JR馬が何頭勝ち上がったか調べて頂ければ今後の二歳重賞戦線、来春のクラシックロードは勿論、数年後の宝塚記念も楽しめる事でしょう。

勿論、初戦は取りこぼしても3戦以内に勝ち上がる馬もいますし、重賞戦線を賑わす馬に成る訳で、今後もJR馬のデビュー戦は必ずレース前日にはこのブログで解説して参りますので熱いコーヒーを飲みに来て下さい。

尚、JRH倶楽部ではアメブロを立ち上げました。

ご興味のある方はこちらまで『アメブロjrh』で検索していただくか、

http://profile.ameba.jp/jrh-club/

までお越しください。

又、公共のネットワークで公開出来ないものは直接メルマガで配信する事と成りました。

ご希望の皆様は当社ホームページトップにある『お問い合わせ』よりご連絡ください。尚、お問い合わせ内容欄に必ず「メルマガ希望」とご記入の上送信して下さい。

力量差が目立つ新馬戦がスタートしたが・・・

昨日も指摘したが新馬戦がスタートして4週目に突入し、勝ち上がるべきJR馬は殆ど勝ち上がり、まるで素人が作った「たい焼き」の様に尻尾の先まで餡子が詰まったモノがバカ売れする時期に成った。

そもそもたい焼きの尻尾は「口直し」に最後に食すもので、そこまで餡子を詰めたのでは羊羹を食った方が賢いと言うモノだ(個人的には羊羹は大の苦手だが)。

日曜日も三場で3鞍の新馬戦が組まれているが、お勧め出来るJR馬と成ると限られて来るし、尻尾の先まで餡子の詰めたマスコミ人気馬も確り指摘して参りますので今後の二歳重賞戦線・春のクラシックロードに向けてお役立て下さい。

本日も北は函館競馬場では芝1200m新馬戦が組まれている。

ここには函館二歳S(G3)を睨んで3頭の有力馬がエントリーして来たが、共に苛め足りない所が有り、このレースに限っての結果は先々逆転しそうだ。

只、ハッキリ断言出来るのはJR馬3頭と、それ以下の馬とのレベル差は2クラスは違っており、阪神競馬場で行なわれる第58回宝塚記念(G1)の「キタサンブラックとその他大勢」に似た図式と成った。

完成度の面でビコーズオブユー・ラスエモーショネスが頭一つ抜け、洋芝適性が高い走りをするデルマキセキの何れかが勝ち名乗りを上げるだろうが、先々を考えれば母系にクリスエスの血が流れているラスエモーショネスをお勧めしたい。

東京競馬場では毎度お馴染みの芝1800m新馬戦が組まれている。

当然このレースには先々まで楽しめる馬がいるのだが、今年も例外に漏れず期待出来る馬が1頭エントリーして来た。

その名は雷アンド空風で血統は二流だが、走るセンス・将来性は全兄クリールカイザーを髣髴させる所が有る。

名門・千代田牧場産馬で、独特の賓の良さを持っており現段階(Pm22時)で4番人気と馬鹿にされた評価と成っているが、1番人気は兎も角、悪くても二番人気にするほどしこたま馬券を張り付けたいと思っている。

勿論、今後の重賞戦線に顔を出し続ける馬である事は間違いない筈だ。

阪神競馬馬でも同じく芝1800mの新馬戦が組まれている。

頭数こそ10頭と頭数は揃ったものの、実質4頭立てで土曜日の新馬戦同様、一・二・三着馬の決着と成る事だろう。

問題は馬単で買うか、三連単で買うかの券種選びだけで、最近個人的に嵌りだした「三連複二点で勝負」のパターンに嵌ったレースと成りそうだ。

当社Web情報紙を是非是非熟読下さい。

尚、JRH倶楽部ではアメブロを立ち上げました。

ご興味のある方はこちらまで『アメブロjrh』で検索していただくか、

http://profile.ameba.jp/jrh-club/

までお越しください。

又、公共のネットワークでは法律的に公開出来ないものは直接メルマガで配信する事と成りました。

ご希望の皆様は当社ホームページトップにある『お問い合わせ』よりご連絡ください。尚、お問い合わせ内容欄に必ず「メルマガ希望」とご記入の上送信して下さい。

早くも今年の2歳新馬戦も出涸らしメンバーに突入か?

今年の新馬JR馬も一段落し、有力所は殆ど勝ち上がり「空き巣狙い」メンバーに移り替わるが、それでも新馬勝ちには替わりは無い訳で、今後1勝馬同志のレースが始まると「成るほど・・・」と誰もが理解する時期が来る訳で二歳戦が馬券の宝庫と言えるのは正に毎年この時期である。

その証拠に今週はJR馬としてランクインした馬が1頭しかいないレースもあり、 そんなレースで勝った馬も予定通りデビュー戦でJR馬としてランクインした馬が揃ったレースで勝ち挙がった馬とが今後対戦する訳だが、同じJR馬として勝ち上がってもそこには1クラス以上の差が有る事はザラにある。

レースが終わってからのレース回顧も大事な要素だが、それ以上に重要なのはレース前に各出走馬のレベルをどれだけ掴み切るかだろう。

本日は三場で計4鞍組まれている新馬戦だが、その事をお伝えしながら解説して参りたいと思います。

まずは函館競馬馬では第5Rに牝馬限定芝1200m新馬戦が組まれているが、素材的には雲泥の差が有る3頭がJR馬としてランクインした。

同じコシヒカリでも魚沼産のコシヒカリと北海道産のコシヒカリではおにぎりにすれば一発で解ると同じで、同じDNAでも差が歴然と出るのと同じで同じ二歳馬でも素材には大きな差が有る。

前売りの段階では今年の千葉サラブレットセールで3,348万円で落札されたダンツクレイオーが1番人気と成っているが、個人的に例え330万円でも手は出せないと思っており、ましてや命より2番目に大切なお金を出してまで馬券を買いたいとは思わない。

それでも新馬戦でJR馬としてランクインした訳で、どんなレースをするかは充分見極めたいと思ってはいる。

信じられない事に現在5番人気とヨダレが出そうなのがヤマニンマンドールの半妹になるヤマニンヌヌースである。

兄は3勝馬で終わったが、この馬は間違いなく兄を越えるし、函館に入厩する前の栗東でも目立った1頭である。

洋芝で追い切られたフットワークからも苦にするタイプでも無さそうだし、この人気の無さなら初戦から1票投じてみたい馬でもある。

父グラスワンダーから初戦は狙い難いが、血統とは裏腹に好仕上がりを見せているのがホステリタスである。

母トーワホゥチュンが12歳に成ってからの仔で、何処と無くひ弱さが有っても不思議では無いのだが、流石にフォーティナイナーの血が流れているためかそれをカバーして余りある馬体をしている。

洋芝適正も高い筈で、1番人気のJR馬より馬券的にはこちらをお勧めしたい。

もう1鞍の新馬戦が第6Rに組まれているD1000m新馬戦だが、この時期の二歳馬が古馬を相手に稽古をする場合、殆どが先行し、古馬が追いかけるのが常識だが、このレースに出走のモルトアレグロは逆に古馬に先行させ追いかけると言う稽古を繰り返して来た。

現段階で古馬の500万下クラスのレベルに達しており、他陣営から「あの馬が出走するんでは使うだけ無駄と言うものだ」と回避した馬が多く、全馬賞金が貰える8頭立てと成った。

JR馬としてランクインしたのもこの馬1頭となり、スタートが一緒の二歳馬相手のここは「普通に勝つだろう」と陣営は言うが、D1000m戦でも2着馬に5馬身の差を付けての楽勝も想定している。

東京競馬場では今年ファーストクラップと成るオルフェーヴル産駒が登場し各方面から注目を浴びているが、マスコミ人気も手伝ってかモカチョウサンが1番人気に成りそうだ。

当社シュミレーションソフト「優駿への道」のJRポイントは「極々普通の二歳馬」と評価しており、人気とのバランスの悪さを指摘しているが、個人的にも「何でこの馬が人気に成るの???」と思えて成らない。

同じファーストクラップのロードカナロア産駒のスピリットワンベルが唯一JR馬としてランクインしたが、この馬自身抜けた存在じゃなく、決してレベルの高い新馬戦と言えないし、準JR馬が3頭出走しており、その中で一番上に見えるのは私だけだろうか???

阪神競馬場での第5レースの新馬戦はJR馬1頭・その他3頭併せて馬券対象馬4頭と言う新馬戦が組まれている。

どう馬券を捻っても馬単三点・馬連三点だし、三連単とて頭1頭・紐3頭に広げても6点で馬券になる訳で午前中の資金つくりには「持って来い!!」のレースと成った。

是非是非Web新聞をご覧頂きたい!!

気に成る馬場状態だが・・・

思ったほど雨の量が少なかった様で今日現在(23日Am11時)阪神競馬場も東京競馬場も芝・ダート共に良馬場と成っている。
「今週末は極悪馬場に成るだろう」と心配されたが、逆に個人的には「ここの所の高速馬場は避けて欲しい」と思っていた訳だが、馬券的にと言うより、再三このブログでお伝えの通り馬場が渋った時のレースよりパンパンの良馬場の方が馬にとってレース後の反動が大きいし、足元への負担・故障度は雲泥の差が出てくる。

1本人気を集めるだろうキタサンブラックの評価に一点の不安が有るとしたらこの春の天皇賞でディープインパクトのコースレコードを大幅に塗り替え、ここ2戦パンパンの馬場で2連勝した事の目に見えない反動な訳だし、三度高速馬場でのレースに成るとこの秋最大の目標である凱旋門賞に向けてのレース後のケアが問題になる。

デビュー以来、このブログで絶賛して来た(過剰評価との指摘も有ったが)、今では誰もが認める現役最強馬と認められているが、シュミレーションソフト「優駿への道」はデビュー前からい今日までその評価は変えていない。

一部では「血統の図式を越えた名馬」と評価する向きもあるが、父ブラックタイドはディープインパクトの全兄弟だし、母の父にはサクラバクシンオーの血が流れており、馬鹿な血統論者は「距離に限界がある」とし、勝っても勝ってもこの馬の評価を下げ続け、デビュー以来12戦目の京都大賞典(G2)が初の1番人気と言うから「チンチンでお茶を沸かす」とはこの事だろう、チンチンと・・・・

「木を見て森を見ず」と言う諺が有るが、目先の評価では「どの木にカブトムシが止まっているか?」は見えない訳で、私がキタサンブラックを高く評価したのはブラックタイドでもないし、母の父サクラバクシンオーでもなく「隔世遺伝」の凄さである。

ブラックタイドの父は誰もが知るサンディーサイレンスであり、母はウインドインハーヘアでディープインパクトと同じである。

母の父サクラバクシンオーがあまりにもスピードが有り過ぎて馬鹿な血統論者やミーハーは「距離に限界がある」と評したのだろが、サクラバクシンオーの父はサクラユタカオーで、私と福永二三雄との距離が一気に縮まったのは「大好きな馬は何ですか?」の質問に「藤田さんは何なの?」と逆に質問され「私はサクラユタカオーです!!」と答えると「何でだね?」と聞かれた。

「私の持論ですが、1800mを制すは日本を制すと思っており、日本で一番1800m戦で強いのはサクラユタカオーだと思っているからです、種牡馬に成っても成功すると確信してます!!」と言うと「1800mで一番速いのは角さんのマキノホープじゃないんかね?」と笑われた。

「師匠!!私は一番早い馬とは言っていません、一番強い馬としてユタカオーを挙げました!!」
「邦ちゃんと同じ事を言ってるねぇ・・・俺もユタカオーが一番好きだし、乗れるものなら一度は跨ってみたい馬だね」と言っていた。

当時、交流が有った小島太(現調教師)から何度もユタカオーの事を聞かされていた様だが「あいつが乗ってもアレだけ走るんだから相当な馬だろう」が口癖で、そのDNAはブルードメアに成ってから生かされたと言える。

当時、福永厩舎にジョッキーを目指して小島太の長男が弟子入りしていたが、身体が大きく成り過ぎて挫折し出戻った(現在小島太厩舎で調教助手)が、厩世界は狭い世界である。

さてさて明日の天気も気に成るが、正直雨後のパンパンの良馬場は馬場が固くなり過ぎるだけにもう一雨欲しい所だが・・・

梅雨本番を迎え

各地で情報も(6/21)も出ている様だが、明日行なわれる東西トレセンでの追い切りボードは二転三転している様だ。

特に今週末は三場で5鞍組まれている新馬戦で早くも「無理は避けたい・・・」と出否未定場が続出しているが、中には新潟2歳S(G3)に向け逆ローテーションを組んだ馬もおりその出否が注目されている。

一昔前は1開催中なら二度・三度出走出来た新馬戦も今では一発勝負に成り「折り返しの新馬戦」は死語となった。

新馬戦を勝つのと未勝利戦を勝ち上がるのとでは先々クラシックに向けての除外対象に大きな影響を与える訳だが、特に二歳新馬戦のスタートが2週早まった事で、如何に早い段階で出走権を確保するかがクラシックに直結するポイントと成っている。

現に毎度の事とは言え、新馬戦でJR馬としてランクインする馬が益々クラシックに直結する馬と成っているが、何事も「スタートが重要」には変わりは無いと言えるだろう。

新馬戦だけではない。

先週から二歳未勝利戦がスタートしたが、その二歳未勝利戦に措いてもJR馬としてランクインした馬が勝ち上がっている訳で、一叩きして変わり身を見せない馬では例え未勝利戦とは言え突破するのは至難の業と言える。

その二歳未勝利戦も今週末は二鞍組まれており、共にデビュー戦のリベンジを期する馬が出走を予定している。

既にメッキが剥がれた馬もいるが「人気は他馬に譲っても電光掲示板の最上位を今回は譲れない!!」馬もおり、この時期の2歳戦は馬券の宝庫と言える。

さてさて盛り上がりを大きく欠く今年の宝塚記念(G1)と成ったが、1にも2にもキタサンブラックの出走がその要因となる訳だが、昨年の暮れまでアメブロで掲載していたこの「競馬コーヒータイム」が削除されたのはご存知の通り、インサイダー情報のフレーズが違反な要因との事で、他人の軒先を借りてのブログでは「書きたい事も書けない」事から独自のサーバーで「競馬コーヒータイム」をスタートさせた訳だが、それでも油断は避けられず、オソロオソロの掲載となるが、会員様に直接メールでの配信も今後考えて行かなければと考えております。

ご希望の皆様は当社ホームページトップにある『お問い合わせ』よりご連絡ください。尚、お問い合わせ内容欄に必ず「メルマガ希望」とご記入の上送信して下さい。